メーカーのトップランナー方式が導入されてエアコン始めエコ家電の普及により家庭部門で省エネ効果が表れました。

自動調節してくれるエコ家電がスゴイ
自動調節してくれるエコ家電がスゴイ

トップランナー方式こそエアコン始めエコ家電普及で表れた省エネ

地球温暖化問題が地球環境保護の問題として本格化した最初のステージが1992年にブラジルで開催された地球サミットだったと思います。その後、1997年にCOP3が京都で開催されて京都プロトコルの採択された時点が我が国の立場を国際的立場にかさ上げしたきっかけとなり、温室効果ガス排出規制が具体的に国民の肩にかかりだしたわけです。

分野ごとに目標値を掲げて省エネ対策の実施が始まったのですが、その後の推移を毎年、基準年ベースと比較した公表データで見ていると産業、運輸の両部門は着実に効果が表れているものの、民生部門、特に家庭部門では生活の利便性を求める国民の意識が強くて省エネ策の実効が上がらず、温室効果ガス排出量は増加の一途をたどってしまったのです。そこで、国は15年程前に省エネ法を改正し、エアコンを始めとして家庭に普及している家電製品のメーカーに対してその時点の最も省エネ製品に省エネマークの貼付等優遇措置を施すトップランナー方式に方針転換したのです。家電各社はトップレベルの省エネ率めがけて製品の開発に力を入れたので従来品より割高になった部分については補助金をつけて国民に省エネラベルの表示されたエコ家電への買い替えを促したわけです。

現在は16機種の機器について省エネマークと共にこの基準値をベースとした省エネ基準達成率と通年の省エネ効率を自主的に製品やカタログに表示できる制度が省エネラベリング制度として普及し、家庭部門の温室効果ガス排出量の伸び続ける事態が改善されました。国民は家電製品の中でもスタート時点の瞬間電力消費量の最も大きいエアコンについては価格が少々高くても、地球温暖化防止に協力するとともに、我が国のエネルギー需給状況の厳しさを考えて省エネ型のエアコンへの買い替えに協力すべきでしょう。